よくある疑問!?コンタクトに処方箋がいらない理由

コンタクトレンズを購入する際、実は処方箋が必要ないということはご存知でしたか?

もちろん、初めて購入する方や度数がわからない方は、眼科で処方箋をもらって購入することをおすすめします。すでに使い慣れていて度数もわかる方は、わざわざ眼科で診察料と検査料を払わなくても購入することが可能です。

◆ コンタクトレンズは処方箋なしで購入できる

コンタクトレンズを購入する際、処方箋が必要と思っている方もいらっしゃるでしょう。しかし、実は眼科で処方箋をもらわなくても購入することはできます。

なぜなら、コンタクトレンズの処方箋というものは存在しないからです。そもそも処方箋は、「処方箋医薬品」を購入する場合に必要な書類です。コンタクトレンズは「高度管理医療機器」で「医薬品」ではないため、医療機関が薬剤師に指示する処方箋とは異なります。

眼科から販売店に渡される書類は「装着指示書」になりますので、法律上では処方箋がなくてもコンタクトレンズを購入することが可能です。

◆ 販売店が処方箋を求める理由とは?

コンタクトレンズ購入時に、処方箋を提出しなければならないという法的な義務はありませんが、コンタクトレンズの販売店は処方箋(装着指示書)の提出を求めているところも多く存在します。それは、販売店の方針で処方箋の提出を求めている場合です。それから、コンタクトレンズのメーカー側が販売店に対して処方箋の提出を推進している場合もあります。

どちらも、眼科で診察を受けていない方がコンタクトレンズを購入し、目のトラブルが発生することを避けるためです。そのため、これは、販売店・メーカー・購入者のために行っている万全の措置とも言えるでしょう。

◆ 眼科で定期的検査を受けましょう!

お使いのコンタクトレンズの種類、度数がわかっている場合、処方箋がなくても購入は出来ますが、安全で快適なコンタクトレンズ装用を続けるためには、目に異常がなくても定期的に検査を受けましょう。たとえ自覚症状がなかったとしても、気づかぬ内にレンズの度数が合わなくなっていたというケースも少なくありません。

また、度数が合っていないレンズを使い続けていると、頭痛や肩こりなどの不調を招く可能性も高くなります。自分の目に合った最適なレンズを使用し、目の異常がないか確認するためにも、定期的に眼科へ足を運んで検査を受けるようにしましょう。